つばさ(・)>の徒然草

つばさなの(・)> つれづれなるままに、ひぐらし、MacBookAir とかのモニターに向ひて、心に映るほとんど誰も気にしないようなことをそこはかとなく書きつくれば、いみじうこそ物狂おしけれ(´・)>

大地震から 5 年 (1) -地震の時に見た風景と、今日見た風景-

この記事もシリーズ化するのかな?

今日、学会の今年の会費を郵便局から振り込むために、つくばセンター地区までバスで往復しました。

その帰りにどこかで見た風景だなあと思ったら、2011 年 3 月 11 日の大地震*1の日に、地震被災して避難時に見た景色でした。僕は地震の時に学会で筑波にいたんですね。3 日間の国際学会が終わり、上司や先輩、同僚と打ち上げの食事会を行い、そこから帰ろうとした時のことでした。上の階のレストランからエスカレーターで下っている時に、エスカレーターががくがくと震え出しました。(たぶん) 3 階に降りると一層揺れは激しくなりました。電気が消え、女の人の悲鳴と化粧品の瓶がパリンパリンと割れる音が暗闇のフロアに響き渡りました。館内放送があり、しばらくして電気がつくと、天井からまだ埃がゆらゆらと降って来るのが見えました。その後、一緒にいたみなさんと、学会が行われていたホテルまで徒歩で避難しました。そう、その時の風景がまさに今日見たもの。

いまだに怖い。つくばセンター地区の風景をみると、どうしてもあの大地震のことを思い出します。季節もちょうど今のような、3 月だけど少し寒い日でしたし。違うのは今日が晴れの風が強い日だったこと。あの日は、風がなく曇りで肌寒い日でした。時折、雨が降るような日でした。

実は、毎日通勤でバスに乗っている時に見る風景も、あの日、学会会場のホテルから取手駅まで乗せてもらった時に見た風景なのです。何の因果か、いままさに取手駅が最寄の所に住んでいる訳ですが。

地震当日のことは、さらに別記事で書くかもしれません。

しかし、職場から郵便局にお金を振り込みに行くだけでバスで往復して 1 時間かかっちゃうというのは辛い…。お昼休みが消えて飛んじゃいますねw

*1:僕は「震災から 5 年」という表現は好きではありません。「震災」どう考えてもまだ続いているし…。